雨による水槽のオーバーフロー問題だったり、雨水による水質の急激な変化、真夏の高水温、メダカ飼育では屋根が無いことによる問題は結構致命的。
今日はそんな問題を一度に解決するために『屋根を作りましょう』という事で、取り組んでみましたので、皆さんの参考になればと、我が家のメダカ屋根をご紹介したいと思います。
屋根と言っても凄く簡易なその場しのぎ的な物から、今の多少まともな状態に至るまでに3段階を経ていますので、順番にご紹介していきたいと思います。
メダカの屋根その場しのぎタイプ
まずは、その場しのぎでこしらえた屋根をご紹介します。
▼いきなり完成ですが、タープを張っただけです。正直これでも雨、日よけ対策としては問題ないのですが、色々とスペース的にも邪魔くさいし、常時日よけ状態なので、もう少し太陽当てたいなっていうのも有って早々に撤去。
▼買ったのはポール二本とロープ、タープは家にあった物で対応。タープとロープはかなり優れものでした、特にポールは自在に長さを調整出来る物で、その後もBBQやキャンプで大活躍でした。
メダカの屋根突貫工事タイプ
こっちは時間が無い時に、暗くなってから作った急ごしらえの屋根です。
▼ベランダで買っているのでその手すりを利用しました。屋根となる部分を手すりに固定。
▼このように止めてあります。※プラのサドルバンドを使用。
▼横方向に杉板を渡して柱を取り付ければ、9割完成です。
▼手すりの方も横に杉板を固定して、骨組みは完成です。※後に柱を先ほどのテントポールに変えて高さ調整出来るようにした。
▼こんな感じですだれを掛ければ日よけ、ビニールを張れば雨除けにもなります。
その場しのぎ第二弾はこんな感じです、一か月くらいは使いましたね。
メダカの屋根最終形態
現行の最新機種のご紹介です。
▼設計図はこんな感じ。
▼柱と屋根(垂木)の寸法。※1820mmの材料を無駄なく使う事を基本に設計しています。
▼横幅は1×4材の8フィートを切らずに使っています。奥行は屋根部分を910mmで75度にカット、下の水平部分は835.6mmでカット。※材料は基本的に1820mmを無駄なく使えるように設計しています。
▼背面に来る部分を組みます。背面の柱の長さは967mm
▼こっちが正面。正面の柱の長さは1200mm
▼ここまで来ると、だいぶ完成が近い感じです。
▼75度でカットしてあります。※柱の飛び出しはこのままでOK、この後に垂木を張るので、屋根は柱より高くなります。
▼後ろも75度でカット。
▼反対側も固定していきます。
▼最後に屋根の骨となる垂木を止めれば、骨格は完成です。
▼メダカの上に仮置き。イイ感じです。
▼屋根はビニールを張ってあります。
▼ビニールはタッカーで打っているだけなので、厳密に言えば雨漏りします。
▼正面の西日対策で日よけを設置したら完成です。
▼最終的には、ビニールをサイズアップして、ビニールハウス仕様に変更しました。巻いてあるので下すと下まで伸びます。
2.7m×3.6m透明シート
2.7×3.6で後ろから前までぐるりと囲めます。
以上、ご参考まで。
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