流木に水草を活着結構面倒ですよね、そんな時は接着剤もありです。
接着剤というと『接着剤なんて水槽に入れて大丈夫なのか?』って思う方も居ると思うんですけど、普通に大丈夫です。
少なくとも僕の水槽では、ヤマトヌマエビもミナミヌマエビも元気に過ごしてますよ、まぁ入れてすぐは何匹か☆になりますけど(*´Д`)
接着剤も適材適所で使っていくと、水草活着の幅も広がるんじゃないかなと思います。
という事で今回は、
ウィローモスとアヌビアスを流木に活着。接着剤と糸で水草を活着させる方法
と題しまして、前回作った流木に水草の活着作業を行っていきたいと思います。
ちなみに前回の流木カスタムはこちら
[clink url="https://moku-moku.life/how-to-make-your-favorite-driftwood-using-adhesive"]
流木にアヌビアスを活着
今回使用したアヌビアスはこちら
今回は組織培養品の水草を使いたくて、アヌビアスバルテリーという水草にしました(組織培養のアヌビアスがこれしか無かっただけ)。
組織培養はスネールの混入が無いので、今回は組織培養品にこだわりました。
アヌビアスの下処理。
1.組織培養品の培地(ゼリー状の植えてある部分)を水で洗う。
2.アヌビアスの伸びた根っこを短く切る。(切っても枯れないので大丈夫。)
下処理は簡単で、ゼリーを洗い流して根っこを切るだけです。
アヌビアスを接着剤で流木につける。
▼前回使った接着剤で流木にくっつけました。※接着補助剤は使いません。位置を決めて接着剤でくっつけるだけです、濡れてると付きにくいので、つける部分は水分を軽くふき取って作業するといいと思います。※くっ付くまで少し指で保持してあげた方がイイです。
接着剤は基本的にアロンアルファと同じ。
そのため接着部分が白くなります、なるべく正面から見えない位置に接着して、白い部分が隠れるように接着した方がイイです。まぁ水草が成長してくれば隠れると思いますが…。その点だけ注意してください。
では水槽に入れてみます。
▼はい、浮かびます(*´Д`)
▼浮かんだ流木がシュールですね、とりあえずこのまま浮かべておきます。
▼翌朝の様子。なんだか少し沈んでます、沈むのも時間の問題ですね(^^♪
▼仕事から帰ってくると、完全に沈んでました。とりあえず、こんな感じでおきたいと思います。
※モスはまだ買ってきてないのでとりあえず、このまま3日くらい放置しました。
流木にウィローモスを活着
ネットの購入レビューを見ていると、モスの活着やったことない人なのかな?というレビューが多いです、たまたまハズレの場合もあると思いますが『量が少ないとかは』よくわかりません、ほとんど量を必要としないので、普通は少しの量で足りると思います。
モスは好きな種類のモスを使えばイイです、基本的には南米ウィローモスが無難かもしれません。
ウィローモスを切り刻む
▼まずはモスを切り刻みます。こんな風に切り刻んで大丈夫!?って思う方も居ると思いますが大丈夫です。
切り刻んだモスが成長しながら活着していきます。
変なレビューが有って、『写真のような三角の状態の物ではありませんでした』という方は、おそらくやった事が無い人だと思います。切り刻むので成長しきったモスは必要ありません。
僕が今回使っているモスは『ウィーピングモス』というモスで、垂れ下がるように成長するタイプのモスになります。成長したときに流木が木のようになるイメージです。
ウィローモスを乗せて釣り糸で縛る。
▼これを見てもらうとわかると思うんですが、細い流木の先に切り刻んだモスを少し乗せるだけです。使い方にもよりますが、この通り量はほとんど必要としません。
▼モスを薄く乗せたら、釣り糸で巻いてきます。根元方向から巻いて先まで行ったら戻ってきて、最初の場所で結ぶ感じでOKです。※結び方は何でもいいです。
今回使用した糸(釣り用ナイロンライン)
僕の場合釣りをするので、水中で目立たないナイロンラインを持っていたのでそれを使いました、ちなみにこれです↓。
※細い4ポンドとか6ポンドでいいと思います。
※ラインカラーはダークグリーンというカラーになるので確認して購入してください。
ちなみに結んだラインはそのままでOK、後でほどいたりする必要は有りません。
結ぶ糸が無い人はこれがおすすめ
結ばずとまる不思議糸です。最近あるくっ付く包帯みたいな原理ですかね?
▼巻き終わった流木を水槽に戻しました。まだまだボリューム感ゼロです。
▼20日後の姿はこんな感じ。
▼横から見るとだいぶ成長して、垂れ下がってきているのがわかると思います。
流木に水草を活着する方法まとめ
流木へ水草を活着させるのは簡単です。
特にモスの場合、あまり難しく考えずに、切り刻んでぐるぐる巻きにしておけば普通に育ちます。
アヌビアス系の場合は接着剤を使うことで固定しにくい場所にも、簡単にくっ付けておくことが可能ですので、ぜひチャレンジしてみて下さい。
以上、ご参考まで。
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