お隣さんの目線問題どうしてますか?住宅街だと、どうしても気になる問題ですよね。
我が家でも、いよいよ目隠しフェンス制作の依頼が奥様から来ましたので、着手する運びとなりました。
それでは、
【目隠しフェンスをDIY】単管パイプ支柱と安い木材で作ってみた。
という事で、目隠しフェンスを作成したのでご紹介したいと思います。
仕上がりサイズは、幅2m・高さ190cm位です。
※全作業完了までに、最低でも3日は必要になります。通常の土日休みの場合は、2~3週間かけてじっくり作業を進めていった方が失敗無く作れると思います。
目隠しフェンス材料
▼今回の目隠しフェンス作成に使用した材料はこちら
- 単管パイプ(支柱)
- 単管パイプジョイント
- 基礎石 180×180×450
- 砂、砕石、セメント
- 木材
杉板2m × 20枚
垂木1820 × 4本 - キシラデコール4L(木材保護塗料)
支柱に単管パイプを使った理由
木材支柱の場合、後々木材が痩せてきて傾く事が約束されています、その点単管パイプは腐らないし、何より木材よりもはるかに頑丈ですので、今回は構造材として単管パイプを採用しました。
目隠しフェンス作成
1.木材塗装
まずは、木材を塗装していきます。
▼塗装屋さんが来てくらましたので、作業がはかどります。※他で使う予定の2×4材を台にしています。
▼べちょべちょに塗っていたので、3度塗位になったと思います。
2.単管パイプ組み立て
▼はい、かなりやらかしました。
▼実は木材塗装と一緒に、単管パイプも塗ってしまっていたんですね。
※単管パイプは組み立ててから塗装しないと絶対にダメです。そもそも転がって塗りにくいし、組み立て時にボロボロになるしで最悪な事態。
▼単管パイプの組み立て図パイプ寸法は、
縦パイプ3本 2000mm
上部横 1755mm
中間 850mm×2。
使用したパイプジョイントは、
上部コーナー Lジョイント×2
上部センター Tジョイント×1
中間サイド Tジョイント×2
中間センター 十字ジョイント×1
ジョイントは1つ1100円程度するので、そこそこ値が張ります。
▼気を取り直して、一生懸命組んでいきます。
▼この単管ジョイントは初めからボルトが入っているので、締めこむことで仮止めは簡単にできる構造になってますが、強めの力が加わればずれてくると思うので、スクリュービス(銀色)で完全に固定していきます。※単管がそこそこ固いので、ドリルで下穴は開けたほうがイイです。全ての個所をビスで固定しました。
ここを正確に組み立てれば、左右方向の水平と前後方向の垂直を柱三本分一度に仕上げれるので、今回は柱を三本つなぐ構造で考えてみました。
もちろん単管パイプ三本のみを柱にして、木材を張り付けてしまう構造の方がコストは半分で済むと思います。
フェンス基礎設置
基礎石設置は間隔は、今回の設計だと芯芯で91cmです。
※単管パイプは細いので多少ズレても問題なし。今回の91cmも組みあがったパイプを大体で測った数値です。
▼基礎石を設置していきます。サイズは180×180×450。深さ45cmほどの深さで掘っていきます。隣のお宅のブロックから8cm(特に意味はなく適当)離して設置していくことにしました。
▼穴が掘れたので砕石を入れて転圧しながら、8cm離し・水平をしっかり確認していきます。何度も8cm・水平を見ながら基礎石を出し入れするので、ここがなかなかしんどいポイントです、低い所に砕石を入れて転圧の繰り返しになります。
▼基礎石の位置がビシッと出ました(多少の妥協有り)。※一応目安としてお隣さんから8cmのラインに水糸を張ってあります。
▼モルタルを練っていきます。
▼こんな道具を買ってみたのですが、少量しか作れないし全く使い物になりませんでした(-_-;)
後に気付いたのですが、プロの人たちは水を最初に入れていました。最初に水とセメントを混ぜて、砂をませるのが正しい使い方のようです。
▼結局はこれが一番です。基礎石の周りにモルタルを流していきます。基礎石が半分埋まるくらい投入しましたが、もっと入れてもいいと思います。※ただモルタルを流すだけだと空間が出来てしまうので、細い棒などでつついて(モルタルをそこからゆするイメージ)しっかりと詰め込んでください。
▼最初の基礎石をベースに三か所設置していきます。※鉄パイプなど真っ直ぐな棒が有ると、最初の基礎石から水平を簡単に測れるのでお勧め。
▼この日は基礎石を3つ設置し所で終了、モルタルが固まるのを待ちます。この後雨の予報なのでブルーシートを被せておきました。
▼翌日モルタルがある程度固まったので、単管パイプを立てていきます。水平方向は基礎内に砕石を入れて調整し、垂直を確認しながら適当な廃材で固定しました。※パイプと木材は垂木クランプで連結しています。
▼垂木クランプはこんなやつです。
▼水平・垂直の調整が終わったので、モルタルを投入しました。※モルタルが痩せるので写真の状態だと量が少ないです、こんもりと盛った方がよい。
▼翌日。
しっかりと固まってきたので、板を張っていきたいと思います。
▼垂木を4縦本張り、一番上の一枚を張りました。※垂木は裏からサドルバンドで固定。
▼ちなみにサドルバンドってのはこんなやつです。※40サイズが丁度いい。
▼上のビス周りと、下のビス周りの違いわかりますか?下の方が綺麗ですよね。下は皿取りドリルで下穴を空けてから、ビスを打ってあります。
▼皿取り錐はこんなのです。下穴開けと皿取が同時にできる優れもの。
▼2枚目からは菜箸を挟んで隙間を空けていきます。
この時必ず必要になってくるのがクランプです。これが無いと1人では板は張れません。
個人的にはDIYをやる上では絶対に必要になる道具の一つだと思っています。
必ず準備しましょう。
▼ひたすら板を張って完成です。
※菜箸の隙間で、板が1×4の場合15枚程度あれば、目隠しとしては機能するんじゃないかと思います(中間パイプの位置を上げて垂木を短くするなど)。必要に応じて考えながらやるのがDIYのイイ所ですね。
▼倉庫を戻して作業完了。※倉庫の下もコンクリートを打ちました。
DIYはある程度出来るよって方にとっては、そこまで難しい作業ではないと思いますので、ぜひお試しください。
以上、ご参考まで( ´Д`)ノ~バイバイ
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