今回はより作業性・安全性・精度を高めるため、丸ノコのスライド台(冶具)を作りたいと思います。
これを作るのと作らないのでは、作業スピードが全然違います、丸ノコをお持ちの皆さんはぜひ作ってみて下さい。
丸ノコスライド台(冶具)作成行程
では早速初めてい来たいと思います。
準備する材料
- カット合板
今回は900mm×450mm厚み12mmを使用。
※厚みは予算と重さが許す範囲で出来るだけ厚い方がいいと思います。 - 角材 30mm角 × 1820 1本(直線精度が高いもの)
※ホームセンターだと室内の売り場に有る、仕上げ材がいいと思います。
※マルノコの最大切り込み深さに近い角材。
※私は40mm角を探しましたが無かったので30mm角にしました。 - アルミアングル10mm×10mm(3ミリ厚) 1m
※厚い方がたわみが少なくなるので、3mm以上の物がイイと思います。 - ビス(適量)
製作工程
①角材をカット合板に固定する
写真のようにカット合板へ角材を固定していきます、カット合板は直線が出ていますので端に合わせ固定します。
②角材の上にレール(アルミのアングル)を渡す。
写真上の角材と直角になるように、アングルを渡します。
角材と合板に入っている線はカットしラインです、合板に丸ノコの刃が少し入るぐらいに調整してカットしてあります。
ここで一号機が完成ですが、早速問題点が2つ有りました。
問題点1(致命的)
アルミアングルに皿取りをして皿ビスでアングルを固定したため、微調整がきかず正確な直角が出ていない。
問題点2
合板の右端にアングルをセットしたため、カット時に材料が安定しない。
完全に失敗作ですので作り直します。
で、作り直したのがこちらです。
レールを合板の中央寄りにセットしました。これも皿ビスを使ているのでやはり直角が出ませんでした(汗)。
一応メモリも書いてみましたが、結局解体しました・・・。
これも、DIYの醍醐味ですね。
後日作り直し、最終的にこの形で落ち着きまいた。
鍋ねじでレールを固定しているので、スライド幅は小さくなりましたが。
今度はちゃんと直角が出ています、しかし・・。使っているうちに微妙にレールがズレてきてしまいます。
そこで写真のようにレールの外側を廃材で押さえました。
後ろ側(右)
後ろ側(左)
前側(左)※穴だらけのレールは試行錯誤の結果ですので気にしないでください。
このような感じで使用しています。見た目は悪いですが、段ボールを置くと切りくずが飛び散らずに作業が出来ます。
試行錯誤の末なんとか形になりました、おかげで作業性は抜群にアップしましたよ。
ぜひ作ってみて下さい。
今回使用の丸ノコ
現在はこちらの丸ノコへ買い換えました
刃が大きくて圧倒的に使いやすいです。
以上、ご参考まで。
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